デス・ナビゲーション
2008年 徳間書店
14年前の夏。千葉の湖で赤いマフラーの女性の死体が発見された。死体が発見される半年前から、湖畔を走る車のドライバーたちが、恨めしそうにたたずむ赤いマフラー姿の女性を目撃していたらしい。その情報を入手したオカルト雑誌編集部スタッフが取材に動いた。被害者の実家住所をカーナビに入力して出発したところ、到着した場所は墓地だった。そこには殺された女の墓があったのだ……。
そして、14年後、再びカーナビが原因で、不可解な交通死亡事故が連続する。死亡したのは皆、亀山湖に立ち寄った者ばかりだった……戦慄の長篇ホラーサスペンス。
広重の予言 「東海道五十三次」に隠された“謎の暗号”
2010年 講談社
歌川広重の代表作「真景・東海道五十三次続画」。
江戸・日本橋から京都・三条大橋までの55枚の絵図には、
江戸の町を襲った大地震や異常気象、天保の大飢饉、
坂本龍馬やヒットラーの登場、
第二次世界大戦の勃発と原爆の投下、
そして近年のリーマンショックや口蹄疫被害、
さらに2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原発の放射能漏れ事故など、
歴史上の出来事が、克明に暗示されていた! はたして広重とは“江戸のノストラダムス”だったのか?────
知られざる広重の実像と名画に秘められた謎を解き明かし、最終宿「京都」の図に暗示された2013年の日本を待ちうける『衝撃の近未来予言』 の真相に迫る!
広重の暗号(ヒロシゲ・コード)―東海道五十三次の謎
2006年 青春出版社 (坂之王道 名)
なぜ、広重は、温暖な駿河湾に大雪が降る絵を描いたのか!その場所に存在しない山や奇妙な地形は、何を意味するのか。「2013年の日本」と「55枚目の京都」の符合は、何を暗示するのか。あまりに有名な浮世絵版画に隠された謎が、今明かされる。